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マルティン・ヴァルトゼーミュラー
マルティン・ヴァルトゼーミュラー(, 1470年頃 - 1520年3月16日)は、ドイツの地理学者。 1507年にマティアス・リングマン (Matthias Ringmann) とともに著した冊子「宇宙誌入門」(''Cosmographiae Introductio'') において、フィレンツェ人の探検家アメリゴ・ヴェスプッチにちなんだ「アメリカ」という名を初めて用いた人物である。 == 生涯 == フライブルク・イム・ブライスガウ近郊のヴォルフェンヴァイラー(Wolfenweiler, 現在のシャルシュタット〔Schallstadt〕の一部)で肉屋の息子として生まれ、フライブルク大学で学んだ。ここでエルザス出身のリングマンと知り合っている。 大学を卒業後、ロートリンゲン公国のザンクト・ディーデル(現在のフランス領ロレーヌ地域圏サン=ディエ=デ=ヴォージュ)で天文学の教授職につくかたわら、ラテン語の教授となったリングマンとともに地図学を教えることもあった。1520年にザンクト・ディーデルにて没した。
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