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ワルラス級潜水艦[わるらすきゅうせんすいかん]
ワルラス級潜水艦(わるらすきゅうせんすいかん、''Walrus'' class submarine)は、オランダ海軍の通常動力型潜水艦。 ==設計== ワルラス級潜水艦は、十字型に組み合わされた潜横舵と縦舵のかわりに、X字型に組み合わされた潜横舵と縦舵を装備する潜水艦である。この艦尾の配置は、最初1960年にアメリカ海軍の「アルバコア」で試験された。その後、実用化されたものはワルラス級のほか、シェーオルメン級以降のスウェーデン海軍のすべての潜水艦、オーストラリア海軍のコリンズ級、ドイツ連邦海軍の212A型、海上自衛隊のそうりゅう型が存在する。 ワルラス級は冷戦期のNATOにおいて高い需要があったが、それというのもワルラス級に高度な技量をもつ乗員ときわめて静粛な潜水艦が組み合わされていたからである。当時、NATOの潜水艦の大半は原子力潜水艦か、または沿岸型の潜水艦であり、ワルラス級は希少な現役の外洋型のディーゼル・エレクトリック潜水艦であった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ワルラス級潜水艦」の詳細全文を読む
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