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ワンステップバスとは、乗客が乗降しやすいように乗降口のステップを1段だけとしたバス車両である。中ドアに車いす用スロープを設けることにより、車いすでの利用が可能となる。 == 概要 == 日本の旧交通バリアフリー法(現在のバリアフリー新法)にもとづいて定められた「公共交通移動等円滑化基準」としての「移動等円滑化のために必要な旅客施設又は車両等の構造及び設備に関する基準」には「床面の地上面からの高さは、六十五センチメートル以下でなければならない。」とされている。これは初の本格的なワンステップバスである「京急型ワンステップバス」〔京浜急行電鉄が提唱した呼称であり、公式サイトの用語集にも記載されている(用語解説 わ行 )。〕の床面高さが当初650 mm だったためと言われているが、現在日本で製造されているワンステップバスは床面高さが530mm程度である。 また多くのワンステップバスは、エアサスペンションを採用することにより乗降時に車高を下げて歩道との段差を少なくするニーリング機能が装備されている。 なおワンステップバスをベースにして、ドアのステップを2段に変更し、段差を低くしたバスも東京都交通局(都営バス)や西日本鉄道、新潟交通に存在する。都営のものは「らくらくステップバス」と称される。 乗降口にステップが残る一方で、ノンステップバスに比べて専用部品が少ないために車両価格が安いことや、車内での段差が少ない分収容力に優れることが特長であり、ノンステップバスよりもワンステップバスを主体に導入している事業者もある(西日本鉄道など)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ワンステップバス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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