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ワンダと巨像 : ウィキペディア日本語版
ワンダと巨像[わんだときょぞう]

ワンダと巨像』(ワンダときょぞう、英名''Shadow of the Colossus'')は、2005年10月27日ソニー・コンピュータエンタテインメントより発売されたPlayStation 2用ソフト。後にPlayStation 2 the Bestが廉価版として2006年6月8日に発売され、PlayStation 3用のHDリマスター版が2011年9月22日に発売された。
ダウンロード版が2012年1月31日発売された。
== 概要 ==
主人公であるワンダを操作し、ゲーム世界内に散らばる巨像と呼ばれる巨大な敵を探し出し、それぞれの巨像によって異なる弱点を攻撃して倒すゲームである。弱点に辿りつくまでに様々な仕掛けがある。ゲーム内容を巨像との戦いのみに特化し、それ以外のものを排除したのが特色(アクションRPGのボス戦部分のみを抽出したような感じ、といえば理解しやすいかもしれない)。
# 広大なマップを旅しながら、道中で果物やトカゲを捕食して体力アップする。
# 剣の光をヒントに、ボスの居場所をつきとめ、その場所まで移動する。
# ボスのいるダンジョンをクリアして、ボスの所までたどり着く。
# 注意深く観察するか剣の光で弱点を発見し、巨像に登る方法を探しだして倒す。
ボス戦以外では、基本的に次のボス地点まで移動するだけだが、広大なマップには果物やトカゲなどがいて、食べることで体力や握力をアップさせることができる。通常のゲームのようにザコ敵が現れるようなこともないが、広大なマップの中に放り出され、明確なボスの居場所も提示されないため、独特な世界観をユーザーに提供している。
また、遠くに見えている風景が近づいて行くにつれて、切り替えのストレスがなく地形を表示したり、空間の独特な空気感など、ゲーム上での自然な演出方法などにも独自の工夫が凝らされている。
本作は、同じ開発チームによるアクションアドベンチャーゲーム『ICO』の次作として開発が開始され、初期のプロジェクト名には「Next ICO」を意味する「NICO」という仮名がつけられていた〔。本作と『ICO』は同じ世界を舞台にした作品であると設定されており〔〔、作中には両作の繋がりを示唆する様々な要素が散りばめられているが〔〔、具体的な関連性がどのようなものであるかは受け手の想像に委ねる形となっている〔。
;キャッチコピー
:最後の一撃は、せつない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ワンダと巨像」の詳細全文を読む



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