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ヴァフスルーズニル : ウィキペディア日本語版
ヴァフスルーズニル

ヴァフスルーズニル〔「エッダ詩」(テリー・グンネル著、伊藤盡訳、『ユリイカ』第39巻第12号、2007年10月、pp.121-137)で確認できる表記。〕(ヴァフズルーズニル〔『エッダ 古代北欧歌謡集』45-50頁。〕、ヴァフスルードニル〔『北欧神話物語』(キーヴィン・クロスリイ-ホランド著、山室静米原まり子訳、青土社、1991年新版、ISBN 978-4-7917-5149-5)で確認できる表記。〕とも。)は、北欧神話の原典の一つ、『古エッダ』の『ヴァフスルーズニルの言葉』に登場した巨人。知識豊富であり、命を賭けてオージンと知恵比べをした〔。
オージンが「最初に生まれた巨人族は一体誰なのか」と質問した時、ヴァフスルーズニルは「はるか昔に、巨人ベルゲルミルが生まれ、その力ある巨人はスルードゲルミルの息子で、アウルゲルミルの孫なのである」と答えた。しかし最終的にその知恵比べは、「バルドルが死んだときに、私は何と息子の亡骸に声をかけるか」と質問したオージンの勝利で終わり、ヴァフスルーズニルは命を落とす事になった。
彼は歌の中で「イームの父」と呼ばれている。
== 脚注 ==



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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