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ヴァリハ : ウィキペディア日本語版
ヴァリハ

ヴァリハ(Valiha)は、マダガスカルでできたツィターである。
竹または金属でできた皮の上に張られた弦を爪弾くことによって音を出し、長い糸巻をてこで動かし、弦は小さな柱に支えられている。
弦は自転車のブレーキケーブルでできていることがほとんどであり、糸巻ごとの弦はゆるく、それぞれの弦は奏者にもよるが1本か2本の糸巻でできている。
現在知られている中で最も偉大だとされるヴァリハ奏者は1938年生まれのラコト・サフィーとされている。彼のレコードの中で今日まで残っているものはほとんどなく、あったとしてもラジオ・マダガスカルの中央スタジオのものがほとんどである。
''Like a God When He Plays''というタイトルのヴァリハとサフィーの音楽に焦点を当てたマダガスカル発のドキュメンタリーがLink TVで放送され、ヴァリハがマダガスカルの国民的な楽器として知られるようになった。
ちなみにヴァリハに似た楽器は東ティモールフィリピンなど東南アジアに分布し、マダガスカル人が故郷のインドネシアからマダガスカルへ移住と共にこの楽器も海から渡って今のヴァリハになったといわれる。
==外部リンク==

* A traditional Valiha in the Museum of Art and Archeology of the University of Antananarivo, Madagascar includes background information on the instrument
* A Valiha on-line course by Bana Rahalahy includes informations on how to tune the instrument and provides lessons to learn to play it




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヴァリハ」の詳細全文を読む



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