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ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の町々 : ウィキペディア日本語版 | ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の町々[ヴぁる でぃ のーとのこうきばろっくようしきのまちまち]
ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の町々(ヴァル・ディ・ノートのこうきバロックようしきのまちまち)は、イタリアのシチリア島の東南部にあるユネスコの世界遺産登録物件名。 ==概要== シチリア島の東南部にある8つの町、カルタジローネ、ミリテッロ・イン・ヴァル・ディ・カターニア、カターニア、モディカ、ノート、パラッツォーロ・アクレイデ、ラグーザ、シクリの街並みが世界遺産に登録されている。登録を受けた2002年でも、これらの町は約120,000人の居住者をもつ生きた街並みである。 これらの町は、中世前半に形成され城や教会を中心に発展した。しかし1693年1月9日および1月11日に発生した地震では、約93,000人の死傷者をだし、これらの町は壊滅的な打撃を受けた。地震の後、地元の貴族らの働きにより後期バロック様式で統一された建物で町が再建された。 ヴァル・ディ・ノートとは、シチリアの古い行政区分ヴァッロ(Vallo)の一つを指している。
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