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ヴァレニエ
ヴァレニエ(、、、ラテン文字:VarenyeもしくはVarenie、ヴァレーニエと表記されることもある)は東ヨーロッパ(ロシア、ウクライナ、ベラルーシなど)で広く見られる伝統的な果物のプレザーブである。 ヴァレニエはベリーもしくは他の果物、まれにナッツや野菜、花などを砂糖とともに煮て作る〔Варенье , Энциклопедический словарь Брокгауза и Ефрона, СПб., 1890—1907 (''Varenye'' in Brockhaus and Efron Encyclopedic Dictionary, St. Petersburg, 1890—1907).〕〔В. В. Похлёбкин, ''Кулинарный словарь от А до Я'', статья ''Варенье '', изд. Центрполиграф, 2000, ISBN 5-227-00460-9 (William Pokhlyobkin, ''Culinary Dictionary'', Tsentrpoligraf publishing house, 2000)〕。 ヴァレニエはジャムに似ているものの、果物を柔らかくすることはなく、増粘安定剤を加える事もない。ヴァレニエの特徴は濃厚だが果物の自然な色を失っていない透明なシロップにある。伝統的なレシピの中には、砂糖の代わりにはちみつや糖蜜のような他の自然の甘味料を使用しているものもある〔。 ==使用法== ヴァレニエはデザートや調味料として使用し、特にパンケーキ(ブリヌイ、、シルニキなど)のトッピングや、パイ(ピローク)やケーキ、クッキーのフィリング、さらには紅茶のお茶うけとして楽しむことが多い。 ヴァレニエはジャムのようにパンに塗って食べることもあるが、ジャムよりも液体成分が多いためこのような用法にはあまり向かない。また、ヴァレニエ自体をデザートとして食べることもある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヴァレニエ」の詳細全文を読む
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