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ヴァージン・VR-01 : ウィキペディア日本語版 | ヴァージン・VR-01[う゛ぁーじんぶいあーる01]
ヴァージン・VR-01 は、ヴァージン・レーシングが2010年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カー。 == 概要 == 2010年2月3日に発表。発表会はインターネット上での動画配信のみで行うというこれまでにないスタイルを取った〔ヴァージンが史上初オンライン新車発表会/F1 - サンケイスポーツ・2010年2月3日〕。同チームでは一般的なF1マシンの開発と異なり、マシン設計に際し風洞実験を一切行わず、数値流体力学(CFD)によるシミュレーションのみでマシンを設計することで、開発予算を大幅に低減できたとしている〔ヴァージン、新車VR-01を発表 - ESPN F1・2010年2月3日〕。エンジンはコスワース・CA2010を搭載する。 なおチームでは、レースで走らせる2台のマシンに対しそれぞれ名前を募集している。ネーミングの選考にはティモ・グロックとルーカス・ディ・グラッシのドライバー二人も参加し、選ばれた名前はマシンに表示されるという〔GIVE IT A NAME - Virgin Racing〕。 CFDのみで設計・開発されたVR-01だったが、開幕戦当時から一発の速さに欠け、ロングランの速さも欠けるというHRTと並んで最悪のパフォーマンスを見せた。また、燃料タンクの寸法を間違えて設計しており完走出来ないという事態も発覚した。そのため第5戦スペインGPでグロックのマシンに改良されたマシンが投入された(後にディ・グラッシのマシンにも同じ改良が施された)。しかしこれだけ改良しても信頼性の低さは直らず、2010年に参戦したチームの中で最下位という結果となった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヴァージン・VR-01」の詳細全文を読む
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