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ヴァーリン
ヴァーリン(Vālin, )は、インドの叙事詩『ラーマーヤナ』に登場するヴァナラ(猿)の王。ヴァリ、バリともいう。インドラ神が猿王リクシャラージャの妃との間に生んだ子で、スグリーヴァと兄弟。スシェーナの娘ターラーを妃とし、アンガダをもうけた。短気で怒りっぽく、疑り深い性格。言動はきわめて粗野。ヴァナラの都キシュキンダーを支配し、ラークシャサの王ラーヴァナと同盟を結ぶ。スグリーヴァと対立し、後にラーマによって殺された。 == ラーマーヤナ ==
===呪い=== かつてヴァーリンは、アスラのドゥンドゥビと対立したことがあった。両者は格闘して、ヴァーリンが勝利し、ドゥンドゥビの死体を遠方に投げ捨てた。死体はリシュヤムーカ山の方に飛んで行ったが、死体から流れ出た血が聖仙マータンガの庵を汚した。怒ったマータンガはヨガの力で、ヴァーリンの仕業であると知り、庵のあるリシュヤムーカに踏み込むと死ぬという呪いをヴァーリンにかけた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヴァーリン」の詳細全文を読む
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