翻訳と辞書 |
ヴィシゴロド公国[う゛ぃしごろどこうこく]
ヴィシゴロド公国()は11世紀から13世紀にかけて存在した、キエフ・ルーシ期の公国である。首都はヴィシゴロドに置かれた。 ヴィシゴロドの年代記上の初出は946年であるが、その際にはキエフ大公の寡婦・オリガの所領として言及されている。ヴィシゴロド公国は完全な独立公国ではなく、慣習的にキエフ大公の後嗣が所持する所領となっていた。また、キエフ大公国で公位をめぐる内乱が発生した際には、キエフ大公が退避する街でもあった〔Вышгородское княжество. // Все монархии мира〕。故に年代記上において、その統治者であるヴィシゴロド公に関する記述は、断片的なものが残されているのみである。 モンゴルのルーシ侵攻末期の1240年にヴィシゴロドは破壊され、それ以降には、都市・公国ともに年代記上に言及はみられない。ヴィシゴロドが寒村ながらも再興するのは15世紀頃のことである〔Історія // Вишгород - сайт міста 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヴィシゴロド公国」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|