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ヴィジャヤナガル : ウィキペディア日本語版
ハンピ (インド)

ハンピ(Hampi, カンナダ語:ಹಂಪೆ)はインド南部カルナータカ州の村で、かつてのヴィジャヤナガル王国の首都であった。古名はヴィジャヤナガル(Vijayanagara、「勝利の都」)。現在は遺跡北側を流れる川の旧名で呼ばれる。
== ハンピの都市遺跡 ==

ハンピに残存する都市の遺構は、1986年ハンピの建造物群(Group of Monuments at Hampi)の名称で国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産文化遺産に登録された。
ハンピは、14世紀から17世紀中頃に実在したヴィジャヤナガル王国の王都であった。ヴィジャヤナガル朝は、カルナータカ州南部およびアーンドラ・プラデーシュ州南部に至る南インドを支配したヒンドゥー王朝。数多くの宮殿ヒンドゥー教寺院が造営されたが、1565年ターリコータの戦いムスリム5王国の連合軍に負け、その略奪を受け廃墟と化した。その後、ティルマラ・デーヴァ・ラーヤがヴィジャヤナガルから南方のペヌコンダへと遷都した。
現在は40ほどの遺跡が残っており、さまざまな水道橋神祠望楼柱廊浴場要塞なども散在している。
ハンピ北東端に所在するは
16世紀にクリシュナ・デーヴァ・ラーヤ王がオリッサに勝利したことを記念に建立した寺院で、ヴィジャヤナガル様式の最高傑作。
最大規模をほこり、56本の石柱があり、広い列柱ホールの礼拝堂()をそなえている。
トゥンガバドラー川沿いにあるはシヴァ神に献じられたもので、規模が大きく、南インドに特徴的な寺院建築を伝える現役の寺院である。
ヘマクータの丘にあるヘマクータ寺院群は10世紀頃から建てられたものでる。
1999年以降、遺跡保存に緊急性および特段の配慮を必要とするため、ユネスコの「危機にさらされている世界遺産」(危機遺産)リストに登録されていたが、2006年に除外された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Hampi 」があります。



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