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ヴィスマール (Wismar ) はドイツ北部、バルト海に面した小都市である。現在の人口は約万人(1905年の人口は21,902人であるため、100年間で人口が倍増したことになる)。かつてハンザ同盟都市の一つであった。現在はドイツのメクレンブルク=フォアポンメルン州ノルトヴェストメクレンブルク郡の郡都。ヴィスマルとも表記される。 45キロメートル西にリューベック、30キロメートル南にシュヴェリーンがあり、ヴィスマール湾に面した天然の良港を持っている。 教会ならびに市内の建造物は「ハンザ同盟都市の煉瓦建築」を代表し、2002年にシュトラールズントともに「シュトラールズントとヴィスマールの歴史地区」としてUNESCOの世界遺産に登録された。 なお、この街は1922年の映画『吸血鬼ノスフェラトゥ』のロケ地として撮影に使用された。 == 歴史 == ヴィスマール1229年に都市権を獲得したと言われ、 1301年にメクレンブルクの領地となった。1259年、バルト海を横行する海賊から都市と船舶を守るためリューベック及びロストックと協定を結び、それが後にハンザ同盟へと発展した。13世紀から14世紀にかけてこの町は毛織物を主産業として繁栄するハンザ都市であった。1376年に疫病によって1万人もの死者を出したにも関わらず、16世紀まで栄えたようである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヴィスマール」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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