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ヴィゼウ (Viseu 、発音はviˈzeu)は、ポルトガル・ヴィゼウ県の県都・都市。市単体では98,753人(2006年)の人口だが〔UMA POPULAÇÃO QUE SE URBANIZA, Uma avaliação recente - Cidades, 2004 Nuno Pires Soares, Instituto Geográfico Português (Geographic Institute of Portugal)〕、ヴィゼウ都市圏としては354,162人の人口を抱える。 この国内中心で重要なハブとして、重要なヨーロッパ・ロードA25が交差し、アヴェイロとグアルダの外港、及びスペインのサラマンカとつながる。IP3とA24はコインブラと、スペイン国境のシャヴェスをつなぎ、ヴィゼウを南から北へ貫く。1980年代までヴィゼウは沿岸部との鉄道網を持っていたが、現在は廃止されている。現在、市は鉄道網を持たないヨーロッパの大都市の一つである。 == 歴史と観光 == ヴィゼウの名前が登場するのは古代ローマ帝国時代に遡り、中世初期には古代ローマ時代の名viso(良い眺め、を意味する)からヴィゼウと呼ばれていた。 ヴィゼウには、ケルト系のルシタニア人解放のためローマ人と戦った英雄ヴィリアトゥスの像(マリアノ・ベンリウレ作)がある。693年、ヴィゼウは全土を支配したムーア人によって攻略された。830年よりヴィゼウ大聖堂が建つ。 ヴィゼウは、16世紀の偉大なポルトガル人画家で、通称偉大なるヴァスコと呼ばれるヴァスコ・フェルナンデスの生誕地である。彼の作品を多く収めるグラォン・ヴァスコ美術館、彼の名前を冠したホテル、学校、ワインのブランドですらある。美術館は古い司教館を転用したもので、フェルナンデスの傑作数点及び、ヴィゼウ派画家らの作品がある。 市内には教会と修道院、礼拝堂が多い。大聖堂に加えて6つの主要教会、2つの修道院、司教館がある。大聖堂内には宗教美術館がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヴィゼウ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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