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ヴィマ・カドフィセス
ヴィマ・カドフィセス(Vima Kadphises、ギリシャ文字:Οοημο Καδφισης(ホオエモ・カドフィセス)、生没年不詳)は、クシャーナ朝の第3代君主。ヴィマ・タクトの子でカニシカ1世の父。ウィマ・カドフィセスとも表記される。 == 生涯 == ヴィマ・タクトの子として生まれる。 後漢の元初年間(114年 - 120年)、疏勒王の安国が舅の臣磐を有罪とし、クシャーナ朝〔原文では「月氏」。中国史書ではクシャーナ朝のことを大月氏の延長として「大月氏」・「月氏」と呼び続けた。〕に移したが、クシャーナ王は彼を寵愛した。後に安国が死ぬと、安国に子が無かったため、その母が国政を代行し、国人と共に臣磐の弟の子である遺腹を立てて疏勒王とした。臣磐はこれを聞くと、クシャーナ王に帰国を請願し、クシャーナ兵を護衛として付けてもらったうえで疏勒国に帰国した。疏勒の国人はもともと臣磐を敬愛しており、クシャーナ朝を畏れていたので、すぐに遺腹から印綬を奪い、臣磐を迎えて疏勒王とし、遺腹を磐稿城侯とした。 ヴィマ・カドフィセスの死後、子のカニシカが後を継いだ。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヴィマ・カドフィセス」の詳細全文を読む
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