翻訳と辞書 |
ヴィラ・ジュリア国立博物館 : ウィキペディア日本語版 | ヴィラ・ジュリア国立博物館[ヴぃら じゅりあこくりつはくぶつかん]
ヴィラ・ジュリア国立博物館 (ヴィラ・ジュリアこくりつはくぶつかん、Museo Nazionale Etrusco di Villa Giulia)は、ローマにある、エトルリア美術を収蔵展示する博物館である。 == 概要 == ローマ市内、広大なボルゲーゼ公園の北西に位置する。現在、美術館として使用されている建物は、ルネサンス末期の教皇ユリウス3世の別荘として建てられたものである(館名の「ヴィラ・ジュリア」は「ユリウスの別荘」の意)。ユリウス3世は1550年の即位直後、建築家ヴィニョーラに命じて、中庭と長大な回廊をもつこの建物を設計させた。 建物が公有化され、美術館として公開されたのは1889年のことである。 イタリア語の館名に"Etrusco"とあるように、当館はエトルリア美術を専門に収蔵展示しており、同じローマ市内にあるローマ国立博物館(ギリシャ・ローマ美術を展示)とは分野が分かれている。エトルリア文化は、ローマの征服以前のイタリア半島に栄えた、ギリシャの影響の強い文化で、紀元前7世紀 - 紀元前6世紀頃が最盛期であった。当館は約7万点の収蔵品を誇り、エトルリア美術のコレクションとしては世界最大のものである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヴィラ・ジュリア国立博物館」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|