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ヴィリュイスク : ウィキペディア日本語版
ヴィリュイスク

ヴィリュイスク (Vilyuysk、)は、ロシアサハ共和国西部にある都市である。位置は。人口は9,949人(2006年推計)、2002年の国勢調査では9,776人であり、ロシア各地で人口が大きく減少する中でも微増している。
ヤクーツクから北西およそ535kmにあり、レナ川左支流のヴィリュイ川に沿った平地(中央ヤクート平野)に位置する。チュング川とヴィリュイ川の合流点付近にあたる。空港及び、ヴィリュイ川を利用した河川交通のための埠頭がある。
1634年、東シベリアに進出したコサックたちが冬の宿営地として建設した。当時の名はチュカンスコエ(Tyukanskoye)またはヴェルフネヴィリュイスコエ(Verkhnevilyuyskoye)だった。この地は、エメリヤン・プガチョフの起こしたプガチョフの乱1773年-1775年)に参加した農民たちが流刑され強制労働に従事した地でもあった。1783年、ロシア語の「鹿」(現在もヴィリュイスクの紋章に描かれている)にちなみオレンスク(Olensk)と名付けられた街がこの地に築かれ、ヴィリュイ川流域の中心地となった。1821年にヴィリュイスクに改名した。1897年には609人だった街は1930年代以降人口が大きく増加した。
ヴィリュイスクには地方史博物館がある。またかつて多くの人が流された流刑地であり、1872年から1883年にかけてこの地に流刑されたニコライ・チェルヌイシェフスキーの像が建つ。
ヴィリュイスクの経済は木材および建築業であるが、畜産や毛皮動物の狩猟も盛んで、周囲にはガス田もある。
1978年にソ連の天文学者リュドミラ・ズラフリョヴァが発見した小惑星2890は、この街にちなみヴィリュイスクと名付けられた。
気候は、好天で暑くなる夏と、長くて寒さのきびしい冬をもつ典型的な大陸性気候で、年較差および日較差がごく大きい。気候区分では、Dfc/Dwc(タイガ気候)に属する。

== 脚註 ==



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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