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ヴィルヘルム・フォン・レープ : ウィキペディア日本語版
ヴィルヘルム・フォン・レープ

ヴィルヘルム・ヨーゼフ・フランツ・リッター(騎士)・フォン・レープ(、1876年9月5日 - 1956年4月29日)は、ドイツ軍人第二次世界大戦軍集団司令官を務めたが、独ソ戦の最中にヒトラーと対立して解任された。最終階級は陸軍元帥
== 経歴 ==

=== 第一次世界大戦 ===
バイエルン王国ランツベルクに生まれる。5歳年下の弟も軍人になり、砲兵大将にまで昇進している。
1895年にに入り、士官候補生として第4バイエルン野戦砲兵連隊に配属される。1897年に少尉に任官し、砲兵・工兵学校に学ぶ。義和団の乱に際してはアルフレート・フォン・ヴァルダーゼー元帥率いるドイツ極東派遣軍の一員として中国に派遣された。1903年から1907年までミュンヘンにあるに学んで優秀な成績で卒業した。1905年、中尉に昇進。1907年‐1909年、バイエルン参謀本部付。1911年、ベルリンプロイセン参謀本部に転属。大尉に昇進したレープは1912年‐1914年に第10バイエルン野戦砲兵連隊で中隊長を務め、1914年の第一次世界大戦勃発時はバイエルン第1軍団の参謀将校だった。
第一次世界大戦では第11バイエルン歩兵師団参謀として様々な戦線に従軍。アウグスト・フォン・マッケンゼンの指揮下で、プルジェミスル要塞攻略戦、バルカン半島戦線のドナウ渡河作戦などで抜群の功を樹て、1916年5月29日にゴルリッツ攻勢中の前年5月2日の功績によりマックス・ヨーゼフ軍事勲章を受章し、同年6月21日には「騎士(Ritter)」を名乗ることを許された。同年夏少佐に昇進。1917年3月から終戦まで西部戦線で「」の参謀を務め、当初次席参謀、ついで兵站部長に就任した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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