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ヴィルヘルム・ペータース : ウィキペディア日本語版 | ヴィルヘルム・ペータース
ヴィルヘルム・カール・ハルトヴィヒ・ペータース(Wilhelm Karl Hartwich (または Hartwig) Peters、1815年4月22日 - 1883年4月20日)は、ドイツの博物学者である。爬虫類、両生類の分類学的研究で知られる。 兄には天文学者のクリスチャン・H・F・ピーターズがいる。
==生涯== シュレースヴィヒ=ホルシュタインのコルデンビュッテル(Koldenbüttel)で生まれた。解剖学者、ヨハネス・ペーター・ミュラーの助手を務め、博物学者、アレクサンダー・フォン・フンボルトに勧められて、1842年9月からアンゴラからモザンビークへの沿海地域、ザンベジ川流域の探検旅行を行った。多くの標本と博物学的資料をベルリンに持ち帰った。この旅行の成果は『1842年から1848年のフリードリヒ・ヴィルヘルム4世に命じられた科学旅行』("''Naturwissenschaftliche Reise nach Mossambique, auf Befehl seiner Majestät des Königs Friedrich Wilhelm IV. in den Jahren 1842 bis 1848 ausgeführt''")にまとめられ、多くの哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類、昆虫や植物が記述された。1858年にマルティン・リヒテンシュタインの没後、ベルリン動物学博物館の学芸員の地位を継ぎ、同年スウェーデン王立科学アカデミーの外国人会員に選ばれた。ベルリン動物学博物館の動物標本をパリ自然史博物館やロンドン自然史博物館に匹敵する規模にまで育てあげた。爬虫両生類が主な研究分野で、世界中の640の種、122の新しい属を記載した。
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