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ヴィーナス・ペーター(Venus Peter)は、1990年から1994年まで活動した日本の音楽グループ。2006年に1年間限定で再結成。 == 経歴 == 1990年6月、エクセ・ホモの元メンバー古閑裕とペニー・アーケードの元メンバー石田真人を中心に結成。当初は石田、古閑、土中康史、小松孝信の4人で活動していたが、「もっと明るい感じのネオアコをやろう」とボーカリストを探していたところ、イギリスから帰国間もないビロードの元メンバー沖野俊太郎を石田がバンドにスカウト、結成時のメンバーが揃う。バンド名は石田が雑誌『シティ・ロード』で「ビーナス・ピーター」という映画を見つけ、そのタイトルに惹かれて命名。“ペーター”は“ピーター”を英語読みにしたもの。 歌詞はすべて英詞、音は基本的にイギリス志向の強いバンドとしてスタートした。同年9月24日、原宿CrocodileでのVelvet Crush来日公演でフロント・アクトとしてライブ・デビュー。以降、雑誌『REMIX』主催の“REMIX NIGHT”や、“Bland New Skip”などDJ加入型のクラブ・イベントに出演。 1991年8月25日、ワンダー・リリースよりアルバム『LOVEMARINE』リリース。9月30日付オリコン・インディーズチャートおよび、9月23日付カレッジ・ラジオ・ジャパン(CRJ)チャートでともに初登場1位を獲得。 1992年1月23日、渋谷ON AIRでのライブ“WONDER RELEASE NIGHT”にて、ワンダー・リリースに籍を置いたままポリスター傘下のトラットリアと契約、メジャーデビューが発表される。3月からレコーディングを開始し、6月に完成したアルバム『SPACE DRIVER』を9月2日にリリース。 1993年6月25日、それまで培った数多くのライブでの成果をもとに、ダンス・フロアを意識しない正攻法のアプローチで3作目のアルバム『Big "Sad" Table』をリリース。サイモン&ガーファンクル「ボクサー」のカヴァーを含む2曲以外は全曲日本語詞という、彼らにとってはかなりの挑戦であったが、それまで完全洋楽志向だったバンドにとってがバンドからの離脱を表明。沖野は違うメンバーを入れて活動を継続して欲しいと考えていたが、沖野に替わるボーカリストはいないというリーダー、石田の意向でバンドの解散が決定。1994年2月6日、渋谷CLUB QUATTROでのライブをもって解散した。 2005年、沖野の働きかけで1年の期間限定で再結成。2006年には13年ぶりのオリジナル・アルバム『Crystalized』をリリースした。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヴィーナス・ペーター」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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