翻訳と辞書
Words near each other
・ ヴェノムgt
・ ヴェノムスネーク
・ ヴェノム・スネーク
・ ヴェノーザ
・ ヴェパル
・ ヴェヒタースバッハ
・ ヴェヒンゲン
・ ヴェブレン
・ ヴェブレン効果
・ ヴェブレン財
ヴェブレン賞
・ ヴェブレン関数
・ ヴェブレン階層
・ ヴェプス人
・ ヴェプス語
・ ヴェベール
・ ヴェポラッブ
・ ヴェポラップ
・ ヴェムディンク
・ ヴェムディング


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ヴェブレン賞 : ウィキペディア日本語版
ヴェブレン賞[う゛ぇぶれんしょう]
オズワルド・ヴェブレン幾何学賞 (Oswald Veblen Prize in Geometry) は、アメリカ数学会から贈られる賞の一つ。オズワルド・ヴェブレンにちなんで創設された。
一般に「ヴェブレン賞」と略して呼ばれることが多い。
幾何学に関する研究において、過去6年間に北米の数学誌に掲載された最も優れた論文の著者に対して授与される。現在の賞金は5000ドルで、アメリカ数学会会員にのみ受賞資格がある。歴代の受賞者にはフィールズ賞受賞者も含まれており、その受賞基準の厳しさから、数学界における最も栄誉ある賞の一つに数えられる。
なお、受賞者一覧中の太字は、フィールズ賞受賞者を示す。
==受賞者==

*第1回 (1964年)
 *クリストス・パパキリアコプロス C. D. Papakyriakopoulos (''On Solid Tori'', Ann. of Math., Ser. 2, vol. 66, 1957および''On Dehn's lemma and the asphericity of knots'', Proceedings of the National Academy of Sciences, vol.43, 1957に対して)
*第2回 (1964年)
 *ラウル・ボット Raoul Bott (''The space of loops on a Lie group'', Michigan Math. J., vol. 5, 1958, および''The stable homotopy of the classical groups'', Ann. of Math., ser.2, vol.70, 1959に対して)
*第3回 (1966年)
 *スティーヴン・スメイル Steve Smale (微分トポロジーにおけるさまざまな貢献に対して)
*第4回 (1966年)
 *モートン・ブラウン Morton Brown とバリー・メイザー (generalized Schoenflies theoremに関する業績に対して)
*第5回 (1971年)
 *ロビオン・カービィ Robion C. Kirby (''Stable homeomorphisms and the annulus conjecture'', Ann. of Math., Ser.2, vol.89, 1969に対して)
*第6回 (1971年)
 *デニス・サリヴァン Dennis Sullivan (''On the Hauptvermutung for manifolds'', Bull. AMS, vol.73, 1967に対して)
*第7回 (1976年)
 *ウィリアム・サーストン William Thurston (葉層構造の業績に対して)
*第8回 (1976年)
 *ジェームス・サイモンズ James Simons (極小多様体と特性形式の業績に対して)
*第9回 (1981年)
 *ミハイル・グロモフ Mikhael Gromov (リーマン多様体の幾何学とトポロジーの業績に対して)
*第10回 (1981年)
 *シン=トゥン・ヤウ Shing-Tung Yau (非線形偏微分方程式、微分多様体のトポロジー、コンパクト複素多様体のコンパクトモンジュ・アンペール方程式に関する業績に対して)
*第11回 (1986年)
 *マイケル・フリードマン Michael Freedman (微分幾何学。特に4次元ポアンカレ予想の解決に対して)
*第12回 (1991年)
 *アンドリュー・キャッソン Andrew Casson (低次元多様体のトポロジーに関する業績に対して)
 *クリフォード・タウベス Clifford H. Taubes (ヤン・ミルズ理論の業績に対して)
*第13回 (1996年)
 *リチャード・S・ハミルトン Richard Hamilton (リッチフローとリーマン計量に対する放物型方程式に関する業績に対して)
 *田剛 Gang Tian (幾何学的解析への貢献に対して)
*第14回 (2001年)
 *ジェフ・チーガー Jeff Cheeger (微分幾何学の業績に対して)
 *ヤコフ・エリアシュベルグ Yakov Eliashberg (シンプレクティックおよび接触トポロジーの業績に対して)
 *マイケル・ホプキンス Michael J. Hopkins (ホモトピー理論の業績に対して)
*第15回 (2004年)
 *デイヴィッド・ガバイ David Gabai (幾何学的トポロジー。特に3次元多様体の業績に対して)
*第16回 (2007年)
 *ピーター・クロンハイマー (Peter Kronheimer) と トマス・ムロフカ (Tomasz Mrowka):deep analytical techniquesとその応用による三次元および四次元トポロジーへの貢献
 *ピーター・オジュバット (Peter Ozsváth) と ゾルターン・サボー (Zoltán Szabó):ヘガードフレアーホモロジー論による三次元および四次元トポロジーへの貢献
*第17回 (2010年)
 *Tobias Colding
 *William Minicozzi II
 *Paul Seidel
*第18回 (2013年)
 *Ian Agol
 *Daniel Wise
*第19回 (2016年)
 *Fernando Codá Marques
 *André Neves

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヴェブレン賞」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.