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ヴォロガセス4世[う゛ぉろがせす4せい]
ヴォロガセス4世(Vologases IV、? - 191年、在位:147年 - 191年)は、アルサケス朝パルティアの王。長期にわたって東西に分裂していたパルティアにおいて、久々に登場した単独王となった。だが、ローマ帝国との戦いでは劣勢を強いられ、国境を後退させた。 == 来歴 == パルティアの西部を支配していた王ミトラダテス4世の息子であった。(ヴォロガセス3世の息子という説もある。)。既に140年頃以降、ヴォロガセス3世がパルティアの大半を支配下に収めていたが、ヴォロガセス4世はヴォロガセス3世の死後、その権力基盤を取得することに成功した。また、トラヤヌス帝の侵攻以来、影響力を喪失していたカラケネ王国を再びパルティアの傘下に収めている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヴォロガセス4世」の詳細全文を読む
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