|
一水四見(いっすいしけん)とは、唯識のものの見方。認識の主体が変われば認識の対象も変化することの例え。 ; 人間にとっての河(=水)は : 天人にとっては歩くことができる水晶の床 : 魚にとっては己の住みか : 餓鬼にとっては炎の燃え上がる膿の流れ というように、見る者によって全く違ったものとして現れるという。似たようなものに次のような古歌がある。 ; 「手を打てば鳥は飛び立つ鯉は寄る 女中茶を持つ猿沢の池」 : 猿沢池のほとりの興福寺は唯識を研究する法相宗の本山でもある。 いちすいしけん いちすいしけん 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「一水四見」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|