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一畑電気鉄道3000系電車 : ウィキペディア日本語版
一畑電気鉄道3000系電車[いちばたでんきてつどう3000けいでんしゃ]

一畑電気鉄道3000系電車(いちばたでんきてつどう3000けいでんしゃ)は、一畑電気鉄道(現・一畑電車)が1996年平成8年)に導入した通勤形電車である。
== 概要 ==

一畑電気鉄道(現・一畑電車)の車両近代化のため、2100系に続いて導入された車両である。南海電気鉄道21000系を譲受・改造し、1996年12月27日に2連4本の計8両が竣工した。本系列の導入によって、北松江線の近代化が完了している。
編成は先頭車をそのまま連結したデハ3001形 (M'c) - デハ3010形 (Mc) となり、デハ3001形は連結面側のパンタグラフが撤去された。ワンマン運転用として前面窓両側にサイドミラーが取り付けられている他、前面・側面ともに行先方向幕がないため、前後の運転台の窓に行先表示板を掲出する。塗装は、2100系と同様にイエローを主体として側窓下がホワイト、側扉・前照灯周りがダークブルーで塗装され、前面窓下には同じくダークブルーで太帯が描かれている。
車内はロングシートであるが、現3008編成は新製当初クロスシートだった(現・大井川鐵道の21001 - 21004と同一、南海時代に改座)。側扉付近に乗車整理券発行器、運転台後部に運賃表示器と自動両替機付き運賃箱を設置している。
2014年度から2015年度にかけ1000系3編成が導入され3005、3007、3008編成が廃車解体され、現存する3000系は3006編成のみとなっている。

File:Ichibata3000 2.jpg|車内
File:Deha3016.jpg|運転台後部


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「一畑電気鉄道3000系電車」の詳細全文を読む



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