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一盃口[いーぺーこー] 一盃口(イーペーコー)とは、麻雀における役のひとつ。223344など、同種同数の順子が2組ある場合に成立する。ただし鳴いてはいけない。1翻。門前役。略してイーペー〔古い麻雀書などには、「イッペキ」とも略すと表記されているものがある。〕とも。一色二順(イッショクリャンジュン)〔p66-p67,p180。「一色二順」の項目名に「いいそうりゃんしゅん」のフリガナを振り、カッコで「イイペイコウ」と付記してある。〕、一色同順(イッショクドウジュン)という別名もあり、かつては一般高とも表記した。 == 概要 == 実戦ではといった形を重宝する〔このように順子の真ん中を重ねた4枚の形は「順子 + 単騎」とも「対子 + 嵌張」とも「両面 + 両面」とも取れる。すなわち1枚落として順子にすることも2枚落として雀頭にすることもできるが、むしろ手を伸ばすのに都合がよい。単に有効牌が広い(5種16枚)だけでなく、その大半(4種14枚)の場合で両面待ちが残る形になる。このうち2種6枚の場合で高目一盃口待ちの形になる。言わば嵌張が残る形を避けつつ一盃口も狙える形である。〕ため、ここにを引けばとなって待ちの高目一盃口に、を引けばとなって待ちの高目一盃口の形になる。ただし、門前役であるため、副露した場合は認められない。また、手の内に一盃口が完成していても、他の面子部分を晒して門前を崩していれば、一盃口は消滅してしまう。とはいえ、作り易い役であるため頻繁に成立し、平和との複合が多く見られる。なお、独立した2つの一盃口があると二盃口という別の役になる。二盃口は一盃口の上位役に当たる3翻役である。また、一盃口を構成する2面子とまったく同一の順子がもう1つ完成したとしても、一盃口を2回カウントすることはできない(下の牌姿例の6番目も参照のこと)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「一盃口」の詳細全文を読む
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