翻訳と辞書
Words near each other
・ 一般化タクシー数
・ 一般化パレート分布
・ 一般化モーメント法
・ 一般化函数
・ 一般化原子価結合
・ 一般化双曲型分布
・ 一般化句構造文法
・ 一般化商標
・ 一般化多角形
・ 一般化学
一般化座標
・ 一般化座標系
・ 一般化線形モデル
・ 一般化線形混合モデル
・ 一般化置換行列
・ 一般医
・ 一般医、一般開業医
・ 一般医療機器
・ 一般医薬品
・ 一般博


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

一般化座標 : ウィキペディア日本語版
一般化座標系[いっぱんかざひょうけい]

一般化座標系(いっぱんかざひょうけい、)は、解析力学において、特定の条件に順ずる物体運動について、その位置を表すのになるべく少ない変数を用いたり、または簡単で直感的に扱うことができるように、角度既知の任意の曲線上の距離で表される変数を用いて表される座標系である。デカルト座標系に対して用いられ、これを包括する。
一般化座標は、一般に q_n(n=0,1,2,3,...) で表され、多粒子系についても番号を続けてもちいることでそれを表す。
たとえば、「円周上に限られた運動」を例にとると、これは一般に平面上(2次元)の運動なので、ニュートン力学で用いられるデカルト座標では変数が2つ必要であるが、円の半径が定まっていればこの運動の位置は角度または円周上の距離の1変数のみで表すことができる。これを変数にとれば都合が良いので、これを一般化座標として用いることができる。
ただし、ニュートンの運動方程式は直線上に平行投影された座標系上でのみ成り立つので、この一般化座標を直接用いることはできず、平行でない二つの座標軸に平行な方向にそれぞれ必要である。これを解決するのが、エネルギーの関係を利用したラグランジュの運動方程式である。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「一般化座標系」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Generalized coordinates 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.