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一般空曹候補生 : ウィキペディア日本語版
一般曹候補生[いっぱんそうこうほせい]
一般曹候補生(いっぱんそうこうほせい)とは、陸海空自衛隊において将来、曹(下士官)になるために訓練される非任期制隊員たる士のことであり、従来の一般曹候補学生曹候補士に代わり平成19年度から募集を開始した新たな任用区分である。略称は「曹候生」または「補生」。
== 設立経緯 ==
従来は、幹部自衛官を除く一般的な自衛官の募集は、任期制隊員たる2士の採用しかなく、一定の勤務期間を経て(2士(9月)→1士(1年)→士長(最短2年))、3曹へ昇任していた。そこで、当初から曹候補者を非任期制隊員として採用する一般曹候補学生制度を昭和50年に設立した。しかしながら、一般曹候補学生は原則2年で全員が曹に昇任してしまうため採用数が限られるとともに士としての継続的な勤務は期待できず、他方、任期制隊員では曹昇任への門戸が厳しく任期が来て離職する場合が多かった。そこで、平成2年に非任期制として離職率を低減させつつ、士としての継続的な勤務を経て将来的に曹への昇任を保証する曹候補士制度を設立した。
しかし曹候補士制度は平成18年度募集(平成19年度入隊者)の第17期生をもって募集業務を終了している。これは3自衛隊共通で「昇任試験に落ち続けても7年で自動的に昇任できる」という安易な考え方をする曹候補士の自覚が欠如した隊員が年々増加し、昇任試験の平均点も一般隊員より悪化(元々少なかった任期制隊員から3曹への昇任枠は曹候補士制度の設立でさらに少なくなり、近年では任期制隊員出身の3曹の方が、このような考えの下で3曹へ昇任した曹候補士出身の者よりも、初級下士官として活躍する傾向が見られるようになった)、制度の存在意義が問われたことなども背景として挙げられる。
その為平成19年度から一般曹候補学生制度と曹候補士制度を統合、「一般曹候補生」制度に改められた。一般曹候補生は曹候補士とは異なり、自動的に曹への昇任が保障されるわけではなく、曹への昇任が見込まれなければ退職勧奨を通告される〔10人の同期のうち3曹への昇任は平均6~7人程度で残りは一定の年数経過後は勧奨退職扱いとなる〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「一般曹候補生」の詳細全文を読む



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