翻訳と辞書
Words near each other
・ 一部粥食
・ 一部被覆冠
・ 一部請求
・ 一部転記
・ 一部露出説
・ 一郭
・ 一郷村
・ 一都六県
・ 一酸化
・ 一酸化クロム
一酸化ケイ素
・ 一酸化スズ
・ 一酸化セレン
・ 一酸化ポロニウム
・ 一酸化二ヨウ素
・ 一酸化二塩素
・ 一酸化二水素
・ 一酸化二炭素
・ 一酸化二窒素
・ 一酸化塩素


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

一酸化ケイ素 : ウィキペディア日本語版
一酸化ケイ素[いっさんかけいそ]

一酸化ケイ素(Silicon monoxide)は、SiO分子式を持つ化合物である。気相では、二原子分子として存在する〔Holleman, A. F.; Wiberg, E. (2001), Inorganic Chemistry, San Diego: Academic Press, ISBN 0-12-352651-5〕。星間分子として検出され〔A survey of SiO 5 -> 4 emission towards outflows from massive young stellar objects, Gibb, A. G.; Davis, C. J.; Moore, T. J. T., Monthly Notices of the Royal Astronomical Society, 382, 3, 1213-1224,, 〕、酸化ケイ素として宇宙で最も多量に存在すると考えられている〔Peter Jutzi, Ulrich Schubert, (2003), ''Silicon chemistry: from the atom to extended systems'', Wiley-VCH ISBN 3527306471〕。星間分子としての一酸化ケイ素は、分子雲同士の衝突などで発生した衝撃波が発生した場所で見つかる。気体の一酸化ケイ素が急速に冷却されると、茶色や黒のガラス様のアモルファス固体を形成する。これは使い捨てフィルム等に利用されている〔。
==分子==
二酸化ケイ素ケイ素とともに加熱すると、気体の一酸化ケイ素が生成される〔。
:SiO2 + Si → 2SiO
原料の二酸化ケイ素は、鉱石や鉱物から分離される。
また、二酸化ケイ素を水素分子一酸化炭素で高温で還元することによっても一酸化ケイ素が生成する〔Charles A. Schacht Refractories handbook (2004), CRC Press, ISBN 0824756541〕。
:SiO2 + H2 → SiO + H2O
一酸化ケイ素は、以下のように直ちに不均化する〔。
:2SiO → SiO2 + Si

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「一酸化ケイ素」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.