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一重継ぎ : ウィキペディア日本語版
一重継ぎ[ひとえつぎ]

一重継ぎ(ひとえつぎ/いちじゅうつぎ〔『図解 ひもとロープの結び方大事典』の索引では「いちじゅうつぎ」として掲載されている。〕)または一重つなぎとは、ロープの端と端をつなぎ合わせる結び方のひとつ。機結び(はたむすび)・織工結び(しょっこうむすび)ともいう〔『ロープの結び方』109頁。〕。英語ではシート・ベンド(Sheet bend)というが、後述するダブル・シート・ベンドと区別するためにシングル・シート・ベンド(Single sheet bend)ということもある。
旧石器時代魚網には一重継ぎによって編みこまれたものがあり、そのころからこの結びが使われていたと考えられる〔『結びのテクニック』41頁。〕。
==結び方==

一重継ぎは以下のようにして結ぶ。これは1本のロープの端と端で結べばもやい結びになる〔『ロープの結び方』108頁。〕。
#片方の端に曲がりをつくる(記事冒頭の図では赤いロープに相当する)。
#もう片方の端(記事冒頭の図での緑色のロープ)を、さきほどの曲がりの下から通し、曲がりの端の側から出す。
#2で出した端を、1の曲がりの下に通す。
#そのまま端を、2で曲がりに通した部分の下を通して引き出す。
結び終わったあと、両端が結び目の同じ側に来るようにする。必要であれば、下図のように最後の部分を引き解けにしておくこともできる。〔『結びのテクニック』40頁。〕

Image:Schootsteek.svg|通常の一重継ぎ
Image:Slippendeschootsteek.svg|引き解けの一重継ぎ


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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