翻訳と辞書 |
丁世均[ちょん せぎゅん]
丁 世均(チョン・セギュン、、1950年9月26日-)は、韓国の政治家、民主党最高委員(2010年10月~)。李明博政権(2008年2月~)における野党第1党であった民主党の代表(党首)も務めた。現・民主党常任顧問〔상임고문 정세균(常任顧問 丁世均) .民主党ホームページ(2013年5月23日閲覧)〕。 == 歩み == 韓国における財閥の一つである双竜グループの常務理事から、金大中が創党した「新政治国民会議」に入党。1996年4月の第15代国会議員選挙で初当選して政界入りした。盧武鉉政権では、経済通を活かして経済担当ブレーンとして活躍、産業資源相を務めた。また、盧大統領の与党「開かれたウリ党」では、院内代表や議長(党首)といった要職を歴任し、大統領と袂を分って野党に転じた新千年民主党から改編した民主党も含めた旧与党勢力の統合を巡って揺れつづけた党を支えた。2008年7月、ウリ党の後身である大統合民主新党と民主党が統合して発足した統合民主党が党名を改称した民主党の初代代表に就任した。 その後、民主党の代表として政府及びハンナラ党と対峙し続け、再補選や2010年6月の全国同時地方選挙で陣頭指揮に当たった。全国同時地方選挙の結果、与党・ハンナラ党に勝利したことで、2012年の次期大統領選挙における民主党の大統領候補の一人として名乗りを上げるものと目された〔“ソウル市長選で与党辛勝、民主党躍進の地方選挙に ”聯合ニュース2010年6月3日〕。しかし、7月の国会議員再補選で敗北した責任をとって、党代表を辞任した〔「民主党の丁世均代表が辞任 再・補欠選挙敗北で」」 KBSワールドラジオ 2010-08-02 15:42:21配信〕。そして10月に行われた党代表と指導部を選出する選挙に出馬したが、8名の候補者中3位に留まり、代表再選は果たせず、新たに党最高委員に就任した〔「民主党の新代表 孫鶴圭氏選出」 、KBSワールドラジオ2010-10-04 10:57:20配信 〕。 2011年12月に発足した民主統合党では常任顧問に就任した。2012年4月に行われた第19代総選挙では地元選挙区を離れてソウル市鍾路区より出馬、ハンナラ党元代表であるセヌリ党洪準杓候補を僅差で下して5選を果たした。なお鍾路区では過去7回の選挙で保守系政党の候補が当選(1998年の補欠選挙を除く〔この時の補選で当選したのは後に大統領となる盧武鉉(當時、国民会議副総裁)。〕)しており、民主系政党の候補者が当選を果たしたのは1985年の第12代総選挙以来27年ぶりである。6月26日、年末に予定されている韓国大統領選挙への出馬を表明。しかし、民主党の大統領候補を決める予備選では党主流派の支援を受けた文在寅に大差で敗れる結果となった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「丁世均」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|