翻訳と辞書
Words near each other
・ 丁一平
・ 丁一権
・ 丁一權
・ 丁丁
・ 丁丁発止
・ 丁丑
・ 丁丑 (夏)
・ 丁丑 (竇建徳)
・ 丁丑公論
・ 丁世均
丁丙
・ 丁亥
・ 丁亥雪害
・ 丁仏言
・ 丁付け
・ 丁令
・ 丁令光
・ 丁來赫
・ 丁偉
・ 丁儀


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

丁丙 : ウィキペディア日本語版
丁氏兄弟[ていしきょうだい]
丁氏兄弟(ていしきょうだい)は、朝の蔵書家。兄は丁申、字は竹舟、弟は丁丙、字は嘉魚である。瞿紹基楊以増陸心源とともに清末四大蔵書家と称された。
== 人物 ==
浙江省杭州出身。太平天国の乱が発生すると、杭州の西の西渓に避難した。1861年、太平天国軍が杭州を占領すると、文瀾閣に収められた『四庫全書』は散逸してしまった。ある日、丁申が市街で買い物をしていると、散逸した『四庫全書』の用紙が包装紙として使われているのを発見した。ここから丁申と丁丙は四方を奔走して散逸分を探し出し、銭恂張宗祥らとともに復元作業を行い、ついに文瀾閣『四庫全書』は以前の状態に復旧した。
「八千巻楼」「後八千巻楼」「小八千巻楼」の3つの文庫を持ち、丁丙は『八千巻楼自記』という一文を残している。
兄弟の死後、「八千巻楼」の蔵書は繆荃孫により江南図書館(現在の南京図書館)に移され、流出を免れた。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「丁氏兄弟」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.