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丁子屋百貨店(ちょうじやひゃっかてん)は、20世紀前半の朝鮮及び満州に店舗を展開していた日本人経営の百貨店。京城では三中井・平田・三越・和信と合わせて五大百貨店と呼ばれていた。 == 沿革 == 三重県津市で洋品店を営んでいた二代目小林源六が、日露戦争を切っ掛けに、釜山の大商人のひとりである大池氏の建物を借りて、1904年4月釜山府弁天町に洋服店「丁子屋」を開業、10月には漢城(後の京城)にも開店した。 三越に5年遅れて1921年、株式会社丁子屋百貨店となり、京城に本店を置いた。 1929年本店を増築し、延べ2200坪の百貨店になった。 1933年12月17日の京城日報は、「ボーナス景気の百貨店」と題する記事を載せ、三越・丁子屋・三中井・平田の四大百貨店の12月1日から15日までの売上が昨年の5%~15%上昇したと報じた。 当時、丁子屋は客の60%が朝鮮人で、日本人は40%だったと言われる。 1935年には満州丁子屋も開業した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「丁子屋百貨店」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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