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丁セン[てい せん]
丁(てい せん、ディン・トアン、)は、丁朝大瞿越の第2代皇帝。後世には丁廃帝(ていはいてい、ディン・フェ・デ、)とも称される。陳仲金『ベトナム史略』では丁穂(てい すい、ディン・トゥエ、)と表記される。 == 生涯 == 先皇丁部領の次男として生まれた。太平9年(978年)、父帝から衛王に封じられた。太平10年(979年)10月、父帝と兄の丁璉が侍衛のに殺害されると、丁が・黎桓らによって皇帝に擁立された。十道将軍の黎桓が摂政・副王として実権を握り、丁は事実上の傀儡であった。阮匐・が黎桓の専横に反対して兵を起こしたが、黎桓によって鎮圧された。太平11年(980年)7月に黎桓が帝位につくと、丁は元の衛王に戻された。応天8年(1001年)、太祖黎桓がで起きた反乱を鎮圧するのに付き従った際、流れ矢に当たって戦死した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「丁セン」の詳細全文を読む
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