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丁目[ちょうめ] 丁目(ちょうめ)は、日本の市町村(東京23区を含む。以下同じ)内の1個の町を数個の区域に分けるときのその区域である。堺市(美原区以外)では丁(ちょう)という。各丁目は「一丁目」、「二丁目」などと数字を冠して呼ぶ。 == 由来 == 『慶長見聞集』に「本町二丁目の滝山彌次兵衛」という用例が見えるので〔『日本国語大辞典(第2版)』(小学館、2001年)の第9巻p. 103〕、17世紀初頭には既に「丁目」という言葉が使われていたようである。今尾恵介は、自著で、「丁目」は長さの単位の「丁」に由来するという説を提示している〔今尾恵介『住所と地名の大研究』(新潮社、2004年、ISBN 978-4-10-603535-7)のpp. 200–208〕。 長さに由来する例として、静岡市の中心部(駿府)で戦前まで使われていた江戸時代からの旧町名では家康による慶長の町割りによって一丁四方の街区の通り沿いに町名が付けられていた。すなわち、通り沿いの辻から辻までの1丁(約109m)ごとに「◯◯町◯丁目」という町名が付けられ文字通り一丁目=1丁であった〔若尾俊平『江戸時代の駿府新考』(静岡谷島屋、1983年)〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「丁目」の詳細全文を読む
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