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丁超[てい ちょう]
丁 超(てい ちょう)は中華民国、満州国の軍人。当初は北京政府、奉天派の軍人で、後に国民革命軍に加わり、満州事変(九・一八事変)勃発後は関東軍と戦う。しかし関東軍に捕らえられ、釈放後は満州国で要人となった。字は潔忱。 == 事績 ==
=== 奉天派への加入 === 清の優附生。後に日本に留学し、陸軍士官学校を卒業した。帰国後は東三省軍械廠一等科員となっている。 中華民国成立後、吉林省督軍署副官長に任ぜられる。以後、張作霖率いる奉天派の軍人として経歴を重ねることになる。奉天軍械廠材料科科長、軍械廠錦州分廠廠長、軍械廠廠長、奉天総司令部兵站処長を歴任している。1919年(民国8年)、北京歩軍統領衙門総参議に任命される。翌年、黒竜江督軍署参謀長兼国防籌備処処長に転じた。翌年6月、哈満護路軍司令・満海警備総司令も兼任した。この頃、ロシア白軍の部隊を武装解除する軍功をあげ、陸軍少将に昇進している。 1921年(民国10年)、吉林督弁公署参謀長に任命された。翌年、鎮威軍後方司令となる。6月、延吉鎮守使兼第13旅旅長に任ぜられた。その後、吉林鎮守使兼第8旅旅長、浜江鎮守使兼第18旅旅長、護路軍長綏司令を歴任している。1928年(民国17年)、陸軍中将銜を授与された。6月、張作霖が爆殺されて子の張学良が後継し、丁超も引き続きその配下となる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「丁超」の詳細全文を読む
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