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七仏通誡偈(しちぶつ つうかいげ)は、仏教で釈迦以前に存在したとされる6人の仏と、釈迦を含む7人の仏(過去七仏)が共通して説いた教えを一つにまとめたとされている偈であり、『法句経』などに収録されている。 上座部仏教及び禅宗に於いて特に重んぜられ、禅宗では日常の読経にも取り入れられている。一休宗純による「諸悪莫作・衆善奉行」と大書した掛け軸が有名である他、道元は「正法眼蔵」で「諸悪莫作」の巻を設けてこの教えについて詳細に述べている。 == 内容 == * 諸悪莫作(しょあくまくさ) ― もろもろの悪を作すこと莫く(なく) * 衆善奉行(しゅうぜんぶぎょう) ― もろもろの善を行い * 自浄其意(じじょうごい) ― 自ら其の意(こころ)を浄くす * 是諸仏教(ぜしょぶつきょう) ― 是がもろもろの仏の教えなり (「衆善奉行」は漢語訳によっては「諸善奉行」とすることもある。) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「七仏通誡偈」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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