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七北田川[ななきたがわ]
七北田川(ななきたがわ)は、宮城県仙台市と多賀城市を流れる川である。二級水系七北田川水系の本流をなす二級河川で、延長は 40.9 km、流域面積 229.1 km〔『多賀城市史』第1巻3頁。〕²。旧称に冠川(かむりがわ)、神降川(かみふりがわ)、根白石川(ねのしろいしがわ)、岩切川(いわきりがわ)、今市川(いまいちがわ)があり、このうち冠川は今も用いられる〔三原良吉「仙台民俗誌」、『多賀城市史』第1巻450頁。〕。 == 冠川 == 江戸時代には流れる村の名に従って、七北田川、岩切川、今市川と名前が変わった〔三原良吉「仙台民俗誌」143頁。〕。根白石川の根白石も、上流の村の名である。 冠川は地名由来ではなく、今でも周辺の仙台市立南光台中学校、七北田小学校や岩切小学校の校歌ではこの名で歌われる。地名の由来については、志波彦の神(鹽竈神社参照)が降りてきたため、神降川と呼んだのが「かむり」になったのだとしたり、その神が川を渡るときに乗っていた白馬が躓き、神が冠を落としてしまったからだという伝説がある〔三原良吉「仙台民俗誌」143頁。〕。あるいは、川が運ぶ大量の土砂により、しばしば河口が塞がれ、その形状が冠をかぶっているように見られたことに由来するという説もある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「七北田川」の詳細全文を読む
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