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七国象棋 : ウィキペディア日本語版
七国象棋[しちこくしょうぎ]
七国象棋(しちこくしょうぎ、七国将棋とも)は、将棋類の一種であり、3人から7人で行なうボードゲーム(盤上遊戯)の一種である。シャンチーの変種の一つ。司馬光の考案と伝えられる。中国の戦国時代を模しており、各国の将は戦国七雄の国名となっている。日本には江戸時代に伝わり、これを好んだ徳川家治の影響により短期間ながら流行した。
== ルール ==

=== 基本ルール ===
以下は7人で対局する場合。
* 縦横19本の線の引かれた盤を用いる(碁盤と同じ)。駒はマスの中ではなく、囲碁のように線の交点に置かれる。
* プレイヤーはの7国をそれぞれ受け持ち、この順(反時計回り)に、盤上にある自分の駒を1回ずつ動かす。
* 駒は各国ごとに10種17枚持ち、それぞれ動きが決まっている。玉将に当たる駒(と呼ぶ)には国名が書いてある。
* これらとは別にという駒を1枚、盤の中央に置く。これは動くことも取られることもなく、この駒の場所にはどの駒も進入することが出来ない(砲が飛び越えるのはよい)。
* 自分の駒を動かすとき、動く先に行人以外の相手の駒があるとき、その駒を取ることが出来る。取られた駒は盤面から除去され、取った者のものとなる。(将棋と異なり、取った駒は再利用出来ない)
* 将を取られた国は負けとなる。残った駒はその将を取ったプレイヤー((国名)、例えば秦の将を取れば秦棋という)の支配下に入り、以後そのプレイヤーが手番に動かすことが出来る。
* 将以外の駒を10個取られた国は負けとなる。将を盤上から取り除き、ゲームから抜ける。残った駒はその後動かず、他の国にただ取られるに任せる。
* 将を2枚、または駒を30枚取った者が勝者()となる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「七国象棋」の詳細全文を読む



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