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七夕ふれあい号 : ウィキペディア日本語版
小郡市コミュニティバス[おごおりしこみゅにてぃばす]

小郡市コミュニティバス(おごおりしコミュニティバス)は、福岡県小郡市が小郡市内各地で運行するコミュニティバスである。愛称は「七夕ふれあい号」。
小郡市内でバスを運行していた西鉄バス佐賀が路線を廃止したのを機に、2004年(平成15年)7月1日に運行開始した。車両は市側が保有し、実際の運行業務は西鉄バス佐賀が行っている。小郡市役所における事業の所管は、環境経済部商工・企業立地課商工観光係である。
路線は「古飯・今朝丸ルート」「端間・大原ルート」「下岩田・乙隈ルート」「横隈・津古ルート」「東野・美鈴が丘ルート」「井上・今隈ルート」「大保・文化会館ルート」の7路線。運賃は小学生以上が100円、小学生未満の幼児は無料。両替機は装備していない。日曜日・祝日・盆・年末年始は運休する。
== 沿革 ==

2004年(平成16年)7月1日運行開始。
小郡市では西日本鉄道(西鉄)の分離子会社である西鉄バス佐賀が市内で7路線を運行していたが、利用客の逸走などにより2000年(平成12年)から順次廃止されていった。これにより市内の西鉄天神大牟田線甘木鉄道の各駅から離れた地域は公共交通空白地域となったため、市では2001年(平成13年)3月に小郡市交通体系検討委員会を設立し、代替交通として、2004年(平成16年)7月1日に市内各地域と市役所・文化会館・図書館・小郡市総合保健福祉センター(あすてらす)を結ぶコミュニティバスの運行を開始した。
路線は6路線が設定された。当初は各路線とも年末年始(12月30日から1月2日まで)を除き毎日運行で、各4往復48本が運行されていたが、利用者が少ないため、翌2005年(平成17年)5月1日には1便あたりの平均利用者数が1人以下であった14本を削減し、計34本の運行としたほか、 2006年(平成18年)5月1日には年末年始に加え日曜日・祝日・盆も運休とし、合理化を図った。
2009年(平成21年)7月1日にはダイヤ改正を実施し、新車を導入している。
2010年(平成22年)2月26日に公募市民2名、市民団体代表4名、警察関係者1名、運行事業者の西鉄バス佐賀鳥栖支社の顧問1名、有識者1名で構成する小郡市コミュニティバス運営協議会を立ち上げた。運営協議会では実態調査や市民アンケート調査を行い2011年(平成23年)9月に「小郡市コミュニティバスに関する意見書」、「コミュニティバス実態調査報告書」、「コミュニティバス市民意識調査報告書」を小郡市に提出した。
運営協議会が提出した意見書をもとにして、2012年(平成24年)3月24日にダイヤ改正を実施し、これまで鉄道駅に乗り入れていなかった路線を西鉄駅に乗り入れ、西鉄天神大牟田線との接続を図ったほか、同年にはこれまで制定していなかった愛称を公募し「七夕ふれあい号」と命名し、2013年(平成25年)にはあすてらすでイベント開催が開催される日に限り日曜・祝日の運行を実施するなどの改善策を実施している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「小郡市コミュニティバス」の詳細全文を読む



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