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七年目のかぞえ唄 : ウィキペディア日本語版
七年目のかぞえ唄[ななねんめのかぞえうた]

七年目のかぞえ唄』(ななねんめのかぞえうた)は、曽祢まさこによる日本漫画作品。
なかよしデラックス』(講談社)にて1981年11月号から1982年5月号まで連載された。

== 概要 ==
輝くような笑顔をセシリーから奪ったのは誰?と心の中で呟くサミィ。
幼くして結核を患い、親戚の讒言に傷つき心を病んだセシリー。7年の療養所での生活を経て健康を回復し、懐かしい我が家と実母以上に母と慕う義母ポーラの許に帰って来た。しかし、その時から不穏な影が怪異を引き起こすようになる。
しかもセシリーが、その少女を拒絶したことで怪異は激しさを増してゆく。子供部屋で愛と憎しみがぶつかり合い、彼女の中から追い出され8歳の姿を象った"憎しみ"は戻りたがる想いも加わり、"ポルターガイスト(騒霊現象)"まで起こして事態は混迷を深めてゆく。心霊現象の専門家は言う、現在のセシリーが愛している筈の義母を憎んでいるからこそ、彼女の潜在意識が"喪服の少女"を操り怪異は引き起こされるのだと。
飼い犬を殺し、庭の木々を枯死させる程の憎しみ。だがしかし、その憎しみの正体は実際には憎しみではなかった。父の死を悲しんでもいない人々の中に置き去りにしたと、母を慕う幼子の愛するがゆえの悲しみが爆発したものだった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「七年目のかぞえ唄」の詳細全文を読む



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