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『七度狐』(しちどぎつね/ななたびきつね)または『七度狐庵寺潰し』(しちどぎつねあんでらつぶし)は上方落語の演目の一つ。原話は、寛政10年(1798年)に出版された笑話本・「無事志有意」の一遍である『野狐』。道中噺『東の旅』(本題『伊勢参宮神乃賑』)の一編。 主な演者として、5代目笑福亭松鶴、2代目桂小文治、3代目桂米朝や2代目桂枝雀、3代目笑福亭仁鶴、桂文珍などがいる。 == あらすじ == === 煮売屋 === 喜六と清八のコンビが、伊勢参りの途中でとある煮売屋(昔の簡易食堂)に立ち寄った。 「あのなぁ、酒はあるか? 何々、『村さめ』と『庭さめ』と『じきさめ』?」 『村さめ』は【村を出た辺りですぐ醒める】、『庭さめ』は【店を出た途端にすぐ醒める】、『じきさめ』は【飲んだ傍からすぐ醒める】…。 「呑まん方がましや、そんな酒。ぎょ~さん酒ん中へ水回すんやろ?」 「そんなことはしませんで、水ん中へ酒回します」 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「七度狐」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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