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七時雨山[ななしぐれやま]
七時雨山(ななしぐれやま)は、岩手県の北西部に位置する山である。八幡平市にあり、新日本百名山や東北百名山に選ばれている。 == 概要 == 「ナナシグレ」は日に何度も天気が変わることからつけられた名だとも言われている。奥羽山脈から分岐した七時雨山火山横列を形成する山並みで、田代山、毛無森、焼岳、西岳とともに外輪山を形成し、中心部にはカルデラがあり、田代平(たしろたい)高原と呼ばれている。火山活動は、1823年(文政6年)、1933年(昭和8年)、1935年(昭和10年)に鳴動の記録がある。 七時雨山は2つのピークがある。右の写真では、右側が南峰(1,063m)で、左側が北峰(1,060m)である。一等三角点があるのが北峰で、山頂からは田代平高原や岩手山などを見渡すことができる。より標高が高い南峰には岩手山と同じ石の獅子頭の権現様がまつられており、姫神山や八幡平の山々も遠望できる。山麓は古くから、馬の山地となっており、現在でも酪農が盛んである。また、水沢競馬場では七時雨賞が設けられている。 登山口は3か所あり、いずれも日帰り登山が可能で、田代平放牧場の田代平登山口は駐車場、トイレが整備されており、西の高清水登山口には鹿角街道七時雨一里塚があり、南の西根寺田登山口はかつての鹿角街道である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「七時雨山」の詳細全文を読む
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