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七殿五舎(しちでんごしゃ)とは、平安京内裏の紫宸殿や仁寿殿の後方に位置し、主に天皇の后妃の住まう殿舎を指す。これらは後宮と総称され、后妃以外にも東宮やその妃、また親王・内親王などもしばしば殿舎を賜った。 *七殿 *弘徽殿 *承香殿 *麗景殿 *登華殿 *貞観殿 *宣耀殿 *常寧殿 *五舎 *飛香舎(藤壺) *凝花舎(梅壺) *昭陽舎(梨壺) *淑景舎(桐壺) *襲芳舎(雷鳴壺) からなる。七殿は七間四面(身舎(もや)が東西七間・南北二間で四方に庇がある)、五舎は五間四面(身舎が東西五間・南北二間で四方に庇がある)で、このうち昭陽舎と淑景舎のみ、それぞれ五間二面の北舎が付属する。 七殿は内裏創建時から存在し、五舎よりも格が上であるとされる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「七殿五舎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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