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『七色仮面』(なないろかめん)は、日本のテレビドラマ。変身ヒーローを題材とした特撮作品で、1959年6月3日から1960年6月30日までNET系で放映された。1960年1月7日の第5部から主演が波島進から千葉真一へ交代、タイトルも『新 七色仮面』(しんなないろかめん)と改められた。制作は東映、スポンサーはカバヤ食品の一社提供。#映画や#漫画化もされている。 == テレビドラマ == === 概要 === 『月光仮面』の川内康範が、七つの顔を持つ男・多羅尾伴内をモチーフにして作り上げた。東映初の仮面ヒーローものであり、『月光仮面』と並び黎明期のテレビ番組を代表するヒーローである〔。映画『月光仮面』を製作した東映が新たな連続テレビ映画の企画を川内に依頼し、自社制作のテレビドラマを再編集映画として公開する『東映特別娯楽版』の一本として、本作は製作された〔。劇場公開を前提として35mmフィルムで撮影されており〔『京本政樹のHERO考証学』BANDAI、1992年、144頁。〕、撮影費用は一本500万円という当時のテレビ番組としては破格の金額で製作された〔。『新 七色仮面』から主人公を引き継いだ千葉真一の器械体操で培ったアクロバティックなアクションは、後に製作されていく変身ヒーローを題材とした作品にも大きな影響を与えていくこととなる〔〔。 菩薩像を七色仮面のモデルにしたという説もあるが、当初の企画では七色仮面のマスクが見る方向によって7種類の顔に見えるという設定であった〔。しかし技術的に難しいことから「変装の名人」というキャラクターに変更された〔。当時発売されていたメンコなどの関連商品が金色で塗色されていたので〔、モノクロ作品であるものの実物も金色であるとされていたが〔、さそりの万吉役の潮健児は「銀色だった」と証言している〔。 マスクの素材については不明であるが、京本政樹はマスクの分割方法が観音開きであることから、材質は張り子細工によるものではないかと推察している〔『京本政樹のHERO考証学』144、147頁。〕。 1992年公開された映画『七人のおたく』には登場人物の一人が七色仮面の扮装で現れており、本作をオマージュしている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「七色仮面」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Seven Color Mask 」があります。 スポンサード リンク
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