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『ロマンシング サ・ガ2』 (Romancing Sa・Ga2) は1993年12月10日にスクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたスーパーファミコン用コンピュータRPG。 『ロマンシング サ・ガ』に続くスーパーファミコンでのシリーズ作品第2作。サガシリーズとしては5作目にあたる。 2010年3月23日からは Wii のバーチャルコンソールでスーパーファミコン版の配信が開始された。2014年1月22日からはWii Uの バーチャルコンソールでも配信。 2010年11月1日からは iアプリにて『ロマンシング サガ2』 (Romancing SaGa2) のタイトルで配信が開始された。携帯電話アプリ版では前作同様タイトルに中黒が付けられていない。グラフィックと音楽が一新されたほか、アプリ版オリジナルの要素としてオリジナルダンジョン、新たなクラス(職業)や陣形、強くてニューゲームなどが追加されている。2011年3月3日からはEZアプリでも配信が開始された。 2016年3月24日から、PlayStation Vita・iOS・Androidで配信が開始された。 2012年9月18日からはこのゲームがベースとなったソーシャルカードゲーム『エンペラーズ サガ』が配信された。 == 概要 == ストーリー面、戦闘面両方において前作同様に高い自由度を有するシステムになっている。 「フリーシナリオ」というシステムと時間軸の設定により、自分なりのストーリー展開を作り出せる特徴がある。前作では最初に主人公キャラクターを選択することで大きくストーリー分岐を設定させていたが、本作では皇位継承システム(後述)によって、核となるキャラクターが任意で(あるいは強制的に)交代していく。年月の経過による様々なイベント変化もあり、歴史群像のような物語性を持つ。 戦闘面では、戦闘用キャラクターや陣形の選択、武器を使った攻撃「技」・一般的なRPGで言う魔法に相当する「術法」の発展、武具の開発などがあり、戦略面の自由度が高くプレイヤーの好みを反映することができるようになっている。 自由度の高さゆえ、状況を打開できない「ハマリ」が発生する場合があるが、全滅は即皇位継承となるため、最終皇帝の代および一部特殊な状況を除きゲームオーバーは存在しない。 ストーリーは、酒場で吟遊詩人がバレンヌ帝国の歴史を詠うところから始まる。プレイヤーはその一大叙事詩の中で、過去から現代へと続く歴史を創り上げる主役としての役目(すなわち、吟遊詩人が詠う物語を完成させる役目)を担うことになる。 ==ストーリー== 人々の間で語られる「七英雄の伝説」。数多くのモンスターを駆逐した後に姿を消した、7人の英雄。彼らはいつの日か再び現れ、世界を救うという。 そんな伝説も、乱世においては救いを求める人々の間で盛んに語られたが、平穏な時代になると忘れ去られていった。しかしやがて、世界には数多くのモンスターが現れ、強大な力に苦しめられた人々は再び七英雄の伝説を語るようになる。そして、ついに伝説のとおりに七英雄が再び戻ってきたのである。 この乱世の中にある小国「バレンヌ帝国」では、全盛期だった頃の広大な領土回復のために、周囲のモンスターを駆逐していた。そんなある日、正体不明の魔道士が帝国を訪ね、七英雄の存在に警戒するよう忠告をしてきた。なぜならば、七英雄たちは世界を救うという大義からかけ離れた凶悪な振る舞いをみせていたからだった。魔道士は、七英雄に対抗するための力として、自らが認めた跡継ぎにその能力を受け継がせる能力「伝承法」を皇帝に与えた。 こうして、領土拡大と世界の平穏を目的としたバレンヌ帝国は伝承法の力で代々の皇帝に戦う力を受け継がせながら、長大な戦いに突入していくことになるのであった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロマンシング サ・ガ2」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Romancing SaGa 2 」があります。 スポンサード リンク
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