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七高僧(しちこうそう)とは、浄土真宗の宗祖とされる親鸞が選定した7人の高僧のこと。「正信念仏偈」の依釈段や、『高僧和讃』に示してある。 ;選定の理由 ;;願生浄土者 ::自らが、阿弥陀仏の本願を信じた上で、念仏し生きたこと。 ::自力による行・念仏によって浄土往生しようとした者は、選定されていない。 ;;開顕の釈功 ::阿弥陀仏の本願を顕かにする上で、先人の踏襲ではなく、独自の教義展開(発揮)があること。 ;;諸説の了否 ::阿弥陀仏の本願の趣旨に相応していること。 ;;製作の有無 ::書物を著し後世に弘伝したこと。 ::七高僧の著述を総称して、「七祖聖教」(しちそしょうぎょう)・「七高僧論釈章疏」〔七高僧論釈章疏…『真宗大谷派宗憲』第11条「正依の聖教」二 七高僧論釈章疏より〕とよぶ。 天竺(印度) == 龍樹 == 龍樹を「第一祖」とする。 ;尊称 :「龍樹菩薩」、「龍樹大士」と尊称する。(『高僧和讃』〈以下、略す。〉) ;発揮 :「難易二道〔『浄土の真宗-真宗概要-』P.108。〕」・「二道の鴻判は南天〔南天 - (北インド(北天竺)に対する南の意で)南天竺の出身であることにちなむ。〕の功〔勧学寮 編 『浄土三部経と七祖の教え』P.95 - 98〕」 ;著作 :『十住毘婆沙論』全17巻 ::『十住毘婆沙論』全17巻三十五品の内、浄土真宗の依拠聖典として用いられるのは、巻第五「易行品第九」のみである。『十住毘婆沙論』「易行品」と呼称する。 :『十二礼』 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「七高僧」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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