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七高僧 : ウィキペディア日本語版
七高僧[しちこうそう]
七高僧(しちこうそう)とは、浄土真宗の宗祖とされる親鸞が選定した7人の高僧のこと。「正信念仏偈」の依釈段や、『高僧和讃』に示してある。
;選定の理由
;;願生浄土者
::自らが、阿弥陀仏の本願を信じた上で、念仏し生きたこと。
::自力による行・念仏によって浄土往生しようとした者は、選定されていない。
;;開顕の釈功
::阿弥陀仏の本願を顕かにする上で、先人の踏襲ではなく、独自の教義展開(発揮)があること。
;;諸説の了否
::阿弥陀仏の本願の趣旨に相応していること。
;;製作の有無
::書物を著し後世に弘伝したこと。
::七高僧の著述を総称して、「七祖聖教」(しちそしょうぎょう)・「七高僧論釈章疏」〔七高僧論釈章疏…『真宗大谷派宗憲』第11条「正依の聖教」二 七高僧論釈章疏より〕とよぶ。

天竺印度

== 龍樹 ==

龍樹を「第一祖」とする。
;尊称
:「龍樹菩薩」、「龍樹大士」と尊称する。(『高僧和讃』〈以下、略す。〉)
;発揮
:「難易二道〔『浄土の真宗-真宗概要-』P.108。〕」・「二道の鴻判は南天〔南天 - (北インド(北天竺)に対する南の意で)南天竺の出身であることにちなむ。〕の功〔勧学寮 編 『浄土三部経と七祖の教え』P.95 - 98〕」
;著作
:『十住毘婆沙論』全17巻
::『十住毘婆沙論』全17巻三十五品の内、浄土真宗の依拠聖典として用いられるのは、巻第五「易行品第九」のみである。『十住毘婆沙論』「易行品」と呼称する。
:『十二礼』

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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