|
マンリョウ(万両、学名: )は、サクラソウ科(またはヤブコウジ科)ヤブコウジ属の常緑小低木。林内に生育し、冬に熟す果実が美しいので栽培され、特に名前がめでたいのでセンリョウ(千両)などとともに正月の縁起物とされる。 == 形態・生態 == 高さは1mほど。同属のヤブコウジと似ているが、ヤブコウジは高さ10cmほどなので区別ができる。根元から新しい幹を出して株立ちとなる。 葉は縁が波打ち、互生する。葉の波状に膨れた部分には、共生細菌が詰まった部屋が内部に形成されている。また、葉は光に透かすと黒点が見える。 花は白色で、7月頃に咲き、小枝の先に散形花序をなす。 果実は液果で、10月頃に赤く熟し、翌年2月頃まで枝に見られる。栽培品種には白や黄色の果実もある。 ファイル:Starr 980529-4284 Ardisia crenata.jpg|株立ちした本種 ファイル:Ardisia crenata 20101209 h.jpg|幹 ファイル:Ardisia crenata 20101209 b.jpg|葉 ファイル:Ardisia crenata6.jpg|花 ファイル:Ardisia crenata 20101209 g.jpg|果実 ファイル:Ardisia crenata3.jpg|果実が熟しても赤くならない品種 ファイル:Ardisia crenata 20101209 c.jpg|果実は葉の下に幹を囲むように付く 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マンリョウ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ardisia crenata 」があります。 スポンサード リンク
|