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万国郵便条約[ばんこくゆうびんじょうやく] 万国郵便条約(、)は、国際郵便業務の提供・料金等について定める多国間条約の名称である。通常5年ごとに開かれる万国郵便連合(UPU)の大会議で毎回この名称の条約が採択されており、採択のたびに内容の一部が改正される。最新の条約は2004年の大会議で採択され、2006年1月1日に発効した。 == 概要 == 国際郵便サービスの内容について規定し、国際郵便が全世界で利用できるよう、各国郵政庁に対し、外国あて郵便物の引受け、外国来郵便物の配達、継越し(外国来他国あて郵便物の仲介をすること、仏・英: transit)、国際返信切手券の引換えを義務づけているほか、郵便禁制品〔UPU加盟国全体に適用される国際郵便禁制品について定めたものであり、本条約の最終議定書や本条約施行規則に例外が定められているほか、すべての郵政庁は禁制の範囲を拡大することができる旨定めている(15条1.3項)ため、本条約に記載されているのは代表的な禁制品のリストにすぎない。〕、国際郵便物の亡失等に関する賠償金および免責事由、郵政庁間の料金精算(補償金)などについて定めている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「万国郵便条約」の詳細全文を読む
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