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__NOTOC__ 万城の滝(ばんじょうのたき)は静岡県伊豆市の中伊豆地区にある高さ20メートル、幅6メートルの滝。萬城の滝と書かれることも多く、別名は裏見の滝。古くは大滝と呼ばれていた。 ==概要== 天城山の北麓を源流とする狩野川、その支流である地蔵堂川に滝は位置する。およそ2万4000年前に伊豆東部火山群の活動の一端として地蔵堂火山が誕生。そこから流れだした溶岩流の末端付近にあるのが万城の滝である〔静岡大学防災総合センター 静岡大学教育学部総合科学教室 小山真人研究室 「伊豆の大地の物語(71) 伊豆新聞連載記事(2009年1月4日) 〕。岩盤には美しい柱状節理を持つ。 別名に表れているように、以前は滝の裏側を見ることができたが、岩盤の崩落のおそれがあるために、現在歩道は閉鎖されている。また、2010年 - 2011年にかけて、崩落防止のために柱状節理の溝をモルタルで埋める補強工事が行われ〔川中島建設 DKボンド工法 施工実績一覧 〕、自然そのものの姿は失われている。そのため、滝は県と伊豆半島の7市6町が取り組んでいる「伊豆半島ジオパーク構想」の候補地の一つであったが、人工的に手を加えたことにより、この滝をジオサイトとして指定することができなくなった〔静岡大学防災総合センター 静岡大学教育学部総合科学教室 小山真人研究室 「伊豆ジオパークの目標(10)ジオパークの保全 伊豆新聞連載記事(2011年5月22日) 〕。 滝には、「この地に住んでいた赤姫の機を織る音がこの滝の水の音と合して、牛の鳴き声に似ているので、滝の主はこの赤姫の飼っていた赤牛である」との伝説が残されている。 周囲には「萬城の滝キャンプ場」や「寄生木(ヤドリギ)」などがある。毎年8月中旬には「萬城の滝祭り」が開催され賑わう。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「万城の滝」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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