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万年自鳴鐘(まんねんじめいしょう、萬年自鳴鐘)は、江戸時代の発明家、田中久重によって製作された機械式の置時計である。万年時計の名で広く知られている。1000点を超える部品(ほとんどが田中による手作り)から作られている。 == 概説 == * 嘉永4年(1851年) - 田中久重によって製作される。 * 田中の死後間もなく故障。 * 昭和6年(1931年) - 東京科学博物館(国立科学博物館の前身)に寄託される〔「新指定の文化財」『月刊文化財』513(第一法規、2006)、p.44〕。 * 昭和24年(1949年) - 国立科学博物館にて修理が行われる。 * 昭和28年(1953年) - 万年自鳴鐘は田中家の所有であったが、この年、同家から東京芝浦電気株式会社(後の株式会社東芝)へ譲渡される〔「新指定の文化財」『月刊文化財』513(第一法規、2006)、p.44〕。 * 平成16年(2004年) - 文部科学省による国家プロジェクト「江戸のモノづくり」の「万年時計復元・複製プロジェクト」によって、分析・復元される。 * 平成17年(2005年) - 上記プロジェクトによって製作されたレプリカが「愛・地球博」にて展示。「愛・地球博」終了後、レプリカは東芝科学館に引き取られて展示されている。 * 平成18年(2006年) - 重要文化財に指定される〔平成18年6月9日文部科学省告示第79号〕。所有者は株式会社東芝で、国立科学博物館に寄託・展示されている。 * 平成19年(2007年) - 機械遺産(22番)に認定。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「万年自鳴鐘」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Myriad year clock 」があります。 スポンサード リンク
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